if 文は、次のような形式で、条件が 満たされなかった ときだけ実行する処理も指定できます。
if 条件式:
処理1
処理2
...
else:
処理3
処理4
...
条件式 の結果が True になるときは、if: に続く処理1、処理2、... が実行されます。
条件式 の結果が False のときは、 else: に続く処理3、処理4、... が実行されます。else: 以降の部分を、else節 と言います。
練習として、if 文 による条件分岐 のサンプルをちょっと修正し、
- 変数
aの値が100のときは「100点満点!」と出力 - 変数
aの値が100以外のときは「失格!」と出力
としてみましょう。else のあとには : が必要ですので、忘れないようにしてください。
In [16]:
a = 100 # 変数aに 100 を設定する
if a == 100: # a が 100 と等しければ、print()関数を実行する
print("100点満点!")
else:
print("失格!")
ここでは、比較演算 a == 100 の結果が、True になるので、100点満点! と出力されます。では、a を別の値にしてもう一度実行してみましょう。
In [17]:
a = 0 # 変数a に 0 を設定する
if a == 100: # a が 100 と等しければ、print()関数を実行する
print("100点満点!")
else:
print("失格!")
失格してしまいました。a が 100 ではないからです。
else 節に指定する処理は、if に指定した処理とおなじように、スペース4つで、インデント して指定します。
if a == 100:
print("100点満点!")
else:
print("失格!")
^^^^
スペースを4文字入力