ゼロからのPython入門講座Python基礎の基礎 関数

Python基礎の基礎れんしゅうもんだい整数と実数変数コメント関数モジュールとimport

Pythonには、単純な足し算や引き算以外にも、便利な機能がたくさん用意されています。そういった便利な機能の多くは、関数 として利用できるようになっています。

関数 は、次の形式で利用します。

関数名(引数1, 引数2, 引数3, ...)

プログラミング用語では、関数を利用することを 「関数を呼び出す」 と言います。

引数

関数を実行する時、必要に応じて 引数(ひきすう) を指定します。 例えば、abs() という名前の関数は、引数として数値を指定すると、その数値の絶対値が結果となります。次の例では、abs() に引数として数値の -200 を指定しています。

In [27]:
abs(-200)
Out[27]:
200

戻り値

abs(-200) の結果として、-200 の絶対値である 200 が出力されています。

この 200 のように、関数を呼び出して求めた結果の値のことを、戻り値返り値 などと呼びます。

上の例では、引数 として -200 を指定して関数 abs()呼び出し、その 戻り値 として、200 を得ています。

関数と演算子

関数は、 数値や +- などの演算子とおなじように、 の一部として自由に使えます。 次の式は、abs() の引数として 100 + 200 を指定し、その結果を 2 で割り算しています。

In [28]:
abs(100 + 200) / 2
Out[28]:
150.0

関数と変数

関数の引数として、変数 も指定できます。 次の例では、

  1. 変数 minus_value100 * -1 の結果を代入
  2. minus_value を引数として、 abs() を呼び出す

という処理を行っています。

In [29]:
minus_value = 100 * -1
abs(minus_value)
Out[29]:
100

この処理は、 abs() の引数として、100 * -1 を指定した場合と全く同じです。

In [30]:
abs(100 * -1)   # 100 * -1 = -100
Out[30]:
100

関数の戻り値を、変数に代入するのも自由です。次の例は、abs() の戻り値を、変数 abs_value に代入しています。

In [31]:
abs_value = abs(10)
abs_value * 2  # abs(10) * 2 とおなじ
Out[31]:
20

関数の例

以下に、Pythonで用意されている関数のごく一部を紹介します。かんたんに呼び出せるものばかりですので、実際にサンプルを打ち込んで、動かしてみてください。

abs() 関数

abs()の引数に正の値を指定すると、そのまま同じ値が戻り値として返ってきます。

In [32]:
abs(100)
Out[32]:
100

負の値を指定すると、正の値に変換されて返ってきます。

In [33]:
abs(100 * -1)
Out[33]:
100

round() 関数

round() 関数は、引数として 実数(float型) の数値と、有効桁数を指定して、その桁数に丸めた値を結果として返します。引数は、次のように最初に数値、次に有効桁数の順に指定します。

round(数値, 有効桁数)

次の例は、float値 1.12 を、小数第一位で丸めます。

In [1]:
round(1.12, 1)
Out[1]:
1.1

min() 関数と max() 関数

min() 関数は、引数で指定した値の中で、最も小さい値を戻り値として返します。

In [35]:
min(10, 20, 5, 30)
Out[35]:
5

min() 関数の引数は、いくつでも好きなだけ指定できます。上の例では引数を4つ指定していますが、次の例は8つ指定しています。

In [1]:
min(4, 8, 2, 20, 5, 6, 2, 9)
Out[1]:
2

max() 関数は、min() 関数とは逆に、引数で指定した値の中で、最も大きい値を戻り値として返す関数です。

In [36]:
max(10, 20, 5, 30)
Out[36]:
30
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