環境構築ガイドUbuntu環境のPython

pip

Ubuntu環境のPython ¦ pip ¦ 仮想環境

pip は、The Python Package Index に公開されているPythonパッケージのインストールなどを行うユーティリティで、Python 3.4以降には、標準で付属しています。

パッケージのインストールは、pip3 install コマンドで行います。

$ pip3 install xxx
…

不要なパッケージは、pip3 uninstall コマンドで削除できます。

$ pip3 uninstall xxx
…
Proceed (y/n)?
 Successfully uninstalled xxx-0.0.15

Pythonを指定してインストール

複数のバージョンの Python がインストールされている環境では、どの Python の実行環境にパッケージをインストールするか、指定する必要があります。

パッケージは、pip3 を実行する Pythonの実行環境にインストールされます。たとえば、複数のPythonがインストールされている環境で Python 3.6 にパッケージをインストールする場合には、Python 3.6 を使って次のように実行します。

$ python3.6 -m pip install xxx
…

特定のディレクトリにあるPython 3.7環境にパッケージをインストールする場合には、

$ /opt/python37/bin/python3.7 -m pip install xxx
…

のように実行します。

Ubuntu 環境の pip

Ubuntuは独自にカスタマイズした pip コマンドも提供しており、次のコマンドでインストールできます。

$ sudo apt install python3-pip

Ubuntu版の pip は、以下の点でオリジナルの pip と異なりますので注意してください。

Debian パッケージの pipコマンド (python3-pip/python-pip) は独自の修正が加えられており、特権ユーザではない、一般ユーザとして pip install コマンドを実行すると、自動的に --user オプションが指定されたのもとして実行します。

通常、pipコマンドでパッケージをインストールすると、/usr/local/lib/ などの、全ユーザが参照できる、Pythonのモジュール格納ディレクトリにインストールされます。

しかし、--user オプションを指定すると、それぞれのユーザ個別の専用ディレクトリにインストールされ、他のユーザに影響を与えずに自由にパッケージのインストールや削除ができます。

このため、Ubuntu版の pip コマンドを使用する場合、非特権ユーザが pip install を実行すると、ホームディレクトリの ~/.local ディレクトリにインストールされます。

sudo pip3 install xxx のように、特権ユーザとしてコマンドを実行した場合には、/usr/local/lib にインストールされます。



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