|
Python の新たな構文
|
|
2005年04月01日(Fri) 11:36PMに
yasusii さんが投稿
|
「伝統芸能としてのプログラミング」部門より.
Python は他の言語には見られない優れた特徴を数多く備えていますが、中でも有名なのがインデントによるブロック構造の記述です。構文レベルでインデントを強制することにより、可読性を飛躍的に高めることに成功しました。プログラマは正しい書き方をすることにより、言語自体ではなく言語を使って取り組んでいる問題そのものに集中しやすくなったのです。
日本の武道や伝統芸能には「まず型を学ぶ。型を習得することにより心を学ぶ。型を体得してこそ型から自由になれる。」という考え方があります。Python のインデントはこれに通ずるものです。プログラマは型を習得して、プログラミングの心を学ばねばならないのです。
Guido van Rossum 氏は Python プログラマのさらなる飛躍のため、新たな「型」の導入を決心したようです。それはホワイトスペースの使い方を構文レベルで強制することです。次のような案が出ています。
- タブによるインデントは廃止。インデントにはスペースを使う。
- return(1) のように冗長なカッコの利用は認めない。必ず return 1 のように書く。
- ( x > y ) のようにカッコの前後に余計なスペースを入れてはいけない。(x > y) と書く。
- 行末にセミコロンを入れるのは禁止。
- 代入や比較演算子の前後には必ずスペースを入れる。
- コロンの前にスペースを入れてはいけない。
- 辞書の場合 {'foo': 'bar'} のようにコロンの後ろに必ずスペースを入れる。
- if x: y のような書き方は廃止。必ず2行に分け、インデントしなければならない。
これらは Python 2.5 でオプションとして、2.6 から正式の構文として導入される予定です。
詳しくは彼のブログ4月1日付のエントリをご覧ください。
<
|
>
|